【これは使える!】消費者金融をおまとめローンとして使う

おまとめローンとは、複数の借り入れをまとめて1から借り社換えすることです。借金をする場合は、基本的に高額借り入れになるほど金利が下がるものです。例えば50万円ずつ3社から借り入れしている場合にそれぞれかかってくる金利と、150万円を1社から借り入れた時に掛かってくる金利では、150万円の借り入れの金利の方が通常低くなります。

また、毎月複数回ある返済日が、1社にまとめることで1日だけになり、返済の管理がしやすくより完済しやすいというメリットもあります。

おまとめローンと言えば、よくCMを見かける東京スター銀行のおまとめローンや借り換えローンが有名です。ほかにも各銀行ではおまとめ用の商品を持っていますが、審査のハードルが非常に高く、誰でも利用できるというわけではなさそうです。

この高金利をおまとめすることでどうにかしたい、でも審査には不安があるので銀行ローンに申し込むのはちょっと・・・という場合には、使途自由な消費者金融(カードローン)をおまとめローンとして活用してはいかがでしょうか。

 

意外!おまとめローンは総量規制の対象外

消費者金融をおまとめローンとしてオススメするとき、多くの人が心配するのは総量規制のことです。総量規制とは、貸金業者からの貸し付けは年収の1/3を超えてはいけない、という貸金業法の規定です。複数のローンを抱えている人の場合、2010年の貸金業法改正前の古い借り入れを抱えているケースもあり、まとめると総量規制に引っ掛かるという理由から、消費者金融の利用が頭にない人も多いようです。

しかし、ご安心ください。貸金業法の中には、借りた人が一方的に有利になる、段階的な借り入れについては総量規制の対象外と記載されています(貸金業法施行規則第10条の23第1項2)。したがって、年収の1/3を超える借金を抱えている場合でも、おまとめローンとしての利用の場合は、消費者金融に申し込んで利用することが可能です。

 

ローンをまとめるには審査に通ることが最優先

おまとめローンは出来るだけ金利が低いところで借り換えた方が、おまとめ効果が大きくなります。したがって、おまとめローンを考える人の多くが銀行のローンにチャレンジし、審査になかなか通らないと悩んでいるケースが少なくありません。

通常でも銀行のローンは消費者金融のローンよりも審査基準が厳しくなっていますが、おまとめローンではさらにハードルが高く、おまとめしたい件数も2件程度でないと、確実に審査に通るのは難しいようです。

おまとめを成功させるには、とにかく審査に通らなければ話になりません。

自分の収入がある人なら消費者金融に申し込めますので、おまとめローンに利用することが可能です。借り入れ件数は4件まで、出来れば3件までOK。消費者金融は金利の高さを気にして、あまりおまとめのメリットがないという人がいますが、2014年に入って金利の引き下げを実行した消費者金融が相次いでいます。

【金利比較】
                   金利改定              限度額の改定
SMBCコンシューマーファイナンスプロミス    6.3%~17.8% ⇒ 4.5%~17.8%   300万円 ⇒ 500万円

アイフル             5.5%~18.0% ⇒ 4.5%~18.0%    なし(300万円)

オリックスVIPローンカード     6.0%~16.8% ⇒ 3.0%~16.8%  なし(800万円)

プロミスは、最低金利を大幅に引き下げたことから、おまとめでの高額借入れの場合は、銀行ローンと比較してもほとんど変わらなくなりました。また、利用限度額も500万円に増額したことからよりおまとめローンとして使いやすくなっています。初めての利用者の場合はポイントサービスに合わせて加入することで、初回の借入れは30日間無利息になるサービスもあります。金額が大きい人には、かなり金利分の節約になるでしょう。

 

借入件数の多い場合はプチまとめがオススメ

借入件数が多く、とても1か所にまとめられそうもない、とあきらめている人には、消費者金融を上手に使ったプチまとめがオススメです。

銀行でも消費者金融でも、一度に5社や6社もの借り入れをまとめるのは難しいでしょう。そこで、審査の通りやすさを利用し、消費者金融で借り入れの一部をまとめる「プチまとめ」を上手に使って、借入件数を減らすことを考えましょう。
申し込みの際には、借入件数をごまかしてはいけません。正直に申告したうえで、一部おまとめをしたい、という点をきちんと伝えます。インターネットから申し込みしっぱなしではなく、申し込み後に改めてフリーコールに電話を掛け、おまとめとして使いたいと交渉してください。それが審査に通るコツです。

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