カードローンとキャシングの違い(クレジットカードのキャッシング)

一時的にお金が足りなくなった時に、クレジットカードのキャッシングを利用しているケースがあります。
「消費者金融や銀行のカードローンをわざわざ利用するのは面倒」
「新しく申し込んだら、家族にばれそう。だからクレジットカードの方が便利」と考えている人も多いことでしょう。

消費者金融や銀行カードローンと、クレジットのキャッシング、本当はどちらが使いやすいのでしょうか?

 

クレジットカードのキャッシング金利に注目

クレジットカードのキャッシングとはいえ、借り入れをしていることに変わりはありませんから、もちろん決められた金利の利息が発生します。カードによって多少差はありますが、キャッシング金利はだいたい年利18%程度の設定になっています。

金利の低さに注目する人は、銀行カードローンに注目するのが良いでしょう。例えば楽天は楽天銀行スーパーローン(カードローン)と楽天カード(クレジットカード)の両方を持っていますが、金利は下記のようになっています。

■楽天銀行スーパーローン  金利4.9%~14.5%  限度額500万円
■楽天カード キャッシング 金利18.0% 利用限度額50万円

このように、金利に大きな開きがあるほか、クレジットカードは利用限度額も低く、十分な融資には利用できないのが分かります。

一方、消費者金融の金利には幅があり、たとえば大手消費者金融のプロミスでは契約額によって4.5%~17.8%の金利が課せられます。少額の借入れの場合はだいたい最高金利に近い金利が適応されると考えられます。最高金利が低いのは、オリックスVIPローンカードの16.8%ですが、だいたい18.0%程度で設定されているようです。

消費者金融も、クレジットカードのキャッシングも、どちらもさして変わらないな、と思った方はちょっと待ってください。実は条件を満たせば一定期間なら無利息で借りられるサービスがあるのをご存じでしょうか?

初めて申込みをした場合、条件を満たせばプロミスは30日間利息が掛かりません。また、同じく初回申込みの場合、新生銀行カードローンレイクなら、30日間か180日間無利息のサービスが選べるようになっています。
オススメなのは初回申込みのしばりがなく、完済すれば何度でも7日間無利息サービスが利用できるノーローンです。現在クレカのキャッシングを利用し、翌月返済のサイクルがこなせている方なら、ノーローンをうまく利用すれば、毎月無利息で必要な分だけ借り入れをするのも可能です。

 

カードローンとキャッシング、返済方法の違い

消費者金融(カードローン)と、クレジットカードのキャッシングでは、返済方法が異なってきます。

クレジットカードのキャッシングの返済は、基本的に利息分と合わせた額を翌月一括で支払う方法が主流です。カードによってはリボルビング払い(毎月一定額を支払う方法)で、最長36か月(3年)払いが可能な場合があります。

一方、消費者金融(カードローン)は、限度額内で何度でも借入れ・返済が出来る、という利用方法のため、残高スライドリボルビング返済という方式をとっています。これは、リボ払いのように毎月一定額の返済をするのではなく、前月の借入残高に応じて、返済額が変動するというもの。したがって、借入残高が増加すれば返済額も増加し、払い続けて減少していけば、返済額も減っていく仕組みになっています。

 

本当はどちらが便利に使えるの?

消費者金融(カードローン)とクレジットカードのキャッシング、比較しても一概にどちらが良い、とは言えません。

キャッシングは確かに利率が高いですが、ごくたまにしか利用せず、少額を生活費などのつなぎに使っている、という場合は、わざわざローンカードを申し込むのも手間が掛かるでしょう。十分キャッシングで用が足りている、というのもうなずけます。

しかし、頻繁に借入れ・返済を行っている人や、少しまとまった額を借り入れることがある、という場合は、金利面や返済方法から、消費者金融や銀行カードローンを利用したほうが、かなりお得になるケースがあります。特にノーローンの無利息サービスを上手に使った場合は、利息を支払わずに毎月借り入れが行える場合もあります。

消費者金融のカードを持っているのを家族や知人に見られたくない、という理由でクレジットカードのキャッシングを使っている人もいるようですが、モビットのWEB完結申込みのようにインターネットで取引できて、カードも郵便物も在籍確認の電話もないローンもあります。電話やネットでの申込みで自分の口座にダイレクトに借入金が振り込まれるため、その後の出金や送金なども楽に行えます。

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